今日は秋に美味しい果物の【梨:なし】を薬膳の観点からご紹介していきたいと思います!
梨の特徴
梨には肺を潤し、熱を下げる働きがあります。
のどの乾燥・粘り気のある痰・空咳・のどの炎症など、のどの不快症状を和らげると言われています。
発熱時の軽い脱水症状の改善や、野外でスポーツをする方は今の時期の熱中症予防にも有効です!
熱っぽい時は梨を食べると良いでしょう。
栄養学的な観点から見ると、カリウムの含有量が多く、ナトリウムを排出してくれるので、高血圧の予防に効果的とか。
またリンゴ酸・クエン酸・アスパラギン酸などが含まれ、疲労回復にも良いとされています!
梨の薬膳豆知識〜毎日少しずつ食べると痰を減らせる!?〜
のどがいがらっぽくよく痰を吐く人は、体にこもった熱が痰をねばつかせてしまっています。
毎日生の梨を1/2〜1/4個食べると熱が取れて痰が出にくくなると言われています!
おすすめの梨の選び方
持ったときに重みを感じるものを選ぶと良いでしょう。
やや横に膨らんだものが甘いと言われています!
おすすめの食べ合わせ
+はちみつ
蒸した梨にはちみつをかけて食べると美味しいですよ♪
はちみつにも梨と同様に乾燥を改善する働きがあるため、相乗効果でのどを潤し、咳を抑えることが期待できます!
冷え性の人は煮て食べるとGood!
梨は煮ると体を冷やす効果が弱まります。
冷え性や下痢気味の方は体を温めるしょうがやシナモンと一緒に煮て食べるのがおすすめです!
いかがでしたか?
今日は秋に美味しい旬の【梨:なし】について薬膳的に見てみました。
旬の食材を取り入れながら上手に健康をゲットしてみましょう!