『おくすり手帳』活用できていますか?

みなさまこんにちは。みなさまは『おくすり手帳』お持ちですか?

 

薬局に来店の際は、『おくすり手帳』を必ずお持ちください。『おくすり手帳』は、継続して6ヶ月以内に同じ薬局に来店されるとお値段が少し安くなります。もし忘れてしまっても貼り付けるシールを発行できますが、本体を持ってきた方がお安くなります。しかし大切な事は、お値段だけではありません。

 

『おくすり手帳』はご本人がシールを貼り付けて保管しておくものではありません。それを持って、医師や薬剤師に見せて活用する事で、効果が何倍にも上がります。

 

お薬の名前が違っても、成分が同じものを処方されそうになったときに重ねて飲んでしまう事故を防ぐことができます。たくさんのお薬を飲んでいる場合、一つ一つ覚えていなくても手帳があれば一目瞭然です。たまに、「私ずーーーっとお薬変わらないから意味ないんじゃないの?」とおっしゃる方がいらっしゃいますが、薬が変わらなくても、どのくらいの期間続けているのかをきちんと把握することができます。その結果、この薬の系統は安心して使用することが出来るのだな、と医療者側は判断することも出来るのです。

 

病院に行かなくても、ドラッグストアなどでお薬やサプリメントを購入する時にも薬剤師や登録販売者に見せてください。関係ないようにみえても、お薬とサプリメントで影響しあうものがたくさんあります。気軽に購入するのが楽しいドラッグストアですが、一歩間違えると大変なことになりかねます。しかし『おくすり手帳』があれば安心して購入する事ができます。さらには『おくすり手帳』があることで、もっと効果的なアドバイスをしてもらえるかもしれませんよ。さらに、そこで買った商品も記入しておきましょう。

 

また、大規模災害があったときも『おくすり手帳』があれば、その人が普段飲んでいる薬がすぐにわかり、薬の手配がしやすくなります。ご本人が意識を失った時も手帳があればどんな病気をもっているのかすぐわかり、最善の治療をほどこす事ができます。また、『おくすり手帳』は医師と薬剤師と患者さんをつなぐ交換日記にもなります。薬剤師から医師に確認したい事や、中止すべき薬の提案、患者さんの意向などのやりとりも、『おくすり手帳』を介して行う事で、より最適な医療を提供する事ができます。

 

『おくすり手帳』は家に眠らせて、お薬の内容シールをコレクションする冊子ではありません

是非持ち歩き、適正に活用しましょう。『おくすり手帳』って重いしかさばるし時代にあっていない!と思っていらっしゃる方は是非スマートフォンの『おくすり手帳』アプリをおすすめします。家族のお薬を一括で管理できるような機能を持つアプリもありますので便利ですよ。さらに今なら、ヒルマ薬局おすすめしているE-parkのお薬手帳アプリをダウンロードしてくださった方に先着50名さまに50枚入りの箱入りマスクをプレゼントしています。ダウンロード画面を店頭でスタッフ掲示してくださいね。

アイフォン・アンドロイドともに「EPARKお薬手帳」で検索!もちろんダウンロードは無料です!!

新年度が始まります。健康管理の一環として、『おくすり手帳』を活用してみてはいかがでしょうか?

 

 平成30年4月1日から2年に1度の診療報酬改定があります。それに伴い、薬局でのお支払い料金が、患者さんによって変わる場合があります。領収書を一緒にお渡ししている明細書で詳細はご確認ください。不明な点がございましたら、スタッフまでお気軽にお問い合わせください。