え?今さら乳酸菌とビフィズス菌って・・・しっかりしなくちゃ。

先日、ご主人のおなかの調子が悪いようなので何か良いものはないかしら?

とお客様がご来店くださいました。

 

自分の事ならうまく説明ができてもご主人の事なのでどうもはっきりわからないと困っておいででしたので、とりあえずお食事の事とか腸を温めていただくようにお話しをした後ご心配ならと整腸剤や乳酸菌のサプリメントをお勧めしました。

 

お薬は病院のをたくさん飲んでいるので薬はこれ以上飲ませたくないということでお食事で頑張ってみてから考えるという事になりました。

 

そのお客様から

 

「ところで乳酸菌とビフィズス菌てどう違うの?」

 

と質問されて、はたと考えてしまいました。

どちらも腸内環境をよくする善玉菌に間違いはないのですが・・・

違いとなると明確にお答えできない!

 

こりゃ大変だ!!

 

というわけで慌てて勉強しなおしです。

 

乳酸菌→腸内の善玉菌。600種以上確認されている。糖質を分解することによって乳酸を作り出す。酸素があってもなくても生きられる。形状は球状や棒状。ビフィズス菌が生息しやすい環境を作る。

 

ビフィズス菌→腸内の善玉菌で一番多い(腸内に棲む善玉菌の99.9%を占める)40種確認。

形状はY字やV字型。

糖から乳酸と酢酸を作り出す。酸素があると生きていけないので大腸でのみ存在、増殖する(小腸には酸素があるため)。乳酸菌の100~10000倍腸内に存在する。

 

簡単にいうとこんな感じでしょうか。

 

さて、ではなぜこの二つが腸にとって重要かというと・・・

 

乳酸菌とビフィズス菌は腸内で乳酸や酢酸を増やし腸内を酸性にしてくれる。

腸内が酸性になると、悪玉菌や有害な物質の増殖を抑える。

善玉菌のなかでもたくさん存在するビフィズス菌と、そのビフィズス菌が増えやすい環境を作る乳酸菌を増やすことが腸内環境の改善に役立つ。

 

しかし

 

ビフィズス菌は常に体の中に存在するが、年齢を重ねていくうちに、減少してしまう。

 

乳酸菌は腸内にずっと住んでいることができない。

 

だから特に高齢の方は毎日摂取することが望ましいんですね。

 

あー、そうか!

 

なるほどね・・・

 

さてこれをみなさんにきちんとご説明できるようにこれから頭の中に刷り込みます!

 

そしてやっぱり補助的にサプリメントで補う大切さももう一度お話ししなくちゃいけないなぁ。

と反省です。